【創価学会スピンオフ宗教団体『正理会』の飯山あかりヲタク中杉弘氏とは? 】
- 2024.11.18
- 国内ニュース
『正理会』とは一体何なのか。
その背後には、中杉弘氏(本名:黒須英治)という宗教家であり、とあるラーメンチェーンの大株主でもある人物が存在する。
彼が主宰するこの団体の活動には数々の疑念が付きまとっている。
〈飯山あかり氏の大ファン?〉
『正理会』は、日本保守党の党員を辞め、真日本保守党に移った佐々木千夏氏の所属団体として知られている。
この団体の主宰者である中杉弘氏は自身のブログで度々、飯山あかり氏について頻繁に言及し、
「あかりちゃん、あかりちゃん」と、まさに「色ボケ」と言わざるを得ないほどの熱狂ぶりである。
盲目的に擁護する姿勢には違和感を覚えざるを得ない。
このような個人的な情熱を公然と発信する人物が宗教団体を主宰し、影響力を行使することには強い懸念がある。
〈創価学会からスピンオフした新宗教〉
中杉氏はかつて創価学会に所属し、石田次男氏のもとで5年間学んだとされるが、
それをもって戸田城聖氏や石田氏の『正統後継者』を自称するのは過剰と言えるだろう。
創価学会を離脱後、『日本平和神軍』という軍隊風の団体を立ち上げたが、
この団体が現在、『正理会』に改名されている。
信仰として池田氏以前の創価学会をベースにしているようだが、
しかしその活動は宗教法人の認証を受けておらず、怪しいと言わざるを得ない。
〈自費出版とラーメンチェーンの自称会長〉
中杉氏は、自身の『日経企画出版局』から数多くの著書を刊行しているが、
この『日経企画出版局』なる出版社は、日本経済新聞社とは無関係で当然資本関係もない。
社長も中杉弘氏自身であり、著書のほとんどは実質的に自費出版したものである。
また、中杉氏は『らあめん花月嵐』を展開するグロービートジャパン株式会社の大株主であり、
同社の代表や取締役は彼の家族で占められている。
社長 黒須英治の長男 北条晋一氏(本名:黒須伸一氏)、
副社長 娘婿 靏見嘉弘氏
その他の取締役は次男 三田直人氏(本名:黒須直治氏)及び三男 柿本博氏(本名:黒須博史氏)
監査役 日経企画で取締役をしていた見目厳氏
一方で、過去には『グロービート事件』と呼ばれる法廷抗争も展開され、同社と『日本平和神軍』との関係が問題視された。
裁判では、中杉氏が経営に関わっておらず勝手に「会長」を名乗ったことに対する不満が家族側から語られている。
しかしながら、ただの株主である中杉氏にグロービート社から給与名目に資金が提供されていたことが明らかになっている。
〈非認可学位と未認可宗教法人の運営〉
中杉氏はさらに、非認可学位を販売する『イオンド大学』や、未認可の宗教法人『宝榮山妙法寺』の管長を務めている。
これらの団体と『正理会』は一体化しており、在家僧侶養成講座などの怪しいビジネスを展開している。
文化庁や東京都からの認可を受けていないこれらの活動は、社会的に疑問視されており一般的に怪しいビジネスと見られている。
〈政治的野心と危険性〉
中杉氏は、自身のブログで『正理会』から政治家を送り込む意欲を示しており、
実際に、NHKから国民を守る党から当選した佐々木千夏氏に続けて政治家を団体から送り出したいと自身のブログで語っている。
宗教活動を通じた政治介入を試みるその姿勢は、宗教と政治の分離が重要とされる現代社会において危険な兆候である。
〈怪しいビジネスを背景に政治的野心を見せるラーメン屋の大株主〉
『正理会』とは、宗教活動を装いながらビジネスと政治的野心を追求する団体である。
その主宰者である中杉弘氏の背景には、創価学会との関係、自費出版、家族経営のビジネス、
そして未認可の学位販売や宗教法人が絡んでいる。
こうした活動は透明性に欠け、社会に与える影響を軽視することはできない。
今後も『正理会』と中杉氏の動向には注意が必要である。
芸能ライター/山本武彦
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