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【元衆議院議員の弁護士今野智博 名義貸し “詐欺の2次被害”で被害者15名が提訴 埼玉】
- 2024.11.13
- 国内ニュース
埼玉県の元衆議院議員の弁護士が 違法な名義貸しを行い、詐欺の被害者から相談を募っていたとして逮捕、起訴された事件を巡って、被害者15人が弁護士ら4名に対し、着手金など合わせて1840万円余りの賠償を求める訴えを2024年10月31日に起こしていた。
弁護士法違反の罪で起訴されているのは元衆議院議員の今野智博被告(49歳)。 弁護士資格のないグループに違法な名義貸しを行って詐欺の被害者から相談を募った。
10月31日、さいたま地方裁判所に訴えを起こしたのは埼玉県などに住む男女15人。弁護団がさいたま市内で会見を行った。
被害に遭った15人は、今野弁護士の事務所に被害金の回収を相談したところ、「100%回収できる」などとうその説明をされたとして、着手金など合わせて1840万円余りの賠償を求めている。
警視庁の調べによると、今野被告らは被害者の振込先の口座を凍結するなどの手続きはしていたものの、被害金を返金したケースはほぼなかったという。 弁護団の団長を務める神野直弘 弁護士は「今野弁護士はインターネットで大々的に広告を行い、高額の着手金を受け取っており、詐欺の被害者に対する、弁護士による2次被害と思われる」と説明した。
仲間の男女10人も同法違反(非弁活動)容疑で逮捕されており、昨年9月以降、全国の詐欺被害者約900人から計約5億円の着手金を不正に集めたとみている。
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