【百田尚樹「若い娘にどういうふうに子供を産ますか」品性疑う発言を撤回し謝罪】
- 2024.11.11
- 国内ニュース
岡田准一主演で映画化もされた『永遠の0』で知られる作家でもあり、日本保守党代表の百田尚樹氏(68歳)が少子化対策について、「例えば女性が25歳を超えて独身の場合、生涯結婚できない法律にする」などと発言したことに対して、2024年11月10日、撤回して、謝罪した。
百田氏は11月8日、YouTubeの番組で直近10年間の出生減少率ワースト1位秋田県41.5%」の話題に触れ、「若い娘にどういうふうに子どもを産ますかやね」などと持論を展開。
これは『いい』と言っているわけではなく、小説家のSFだ」と述べた上で「女性は18歳から大学に行かさない」「例えば女性は25歳を超えて独身の場合、生涯結婚できない法律にする」とか「30歳を超えたら子宮を摘出する」などと発言した。
動画には保守党の有本香事務総長も出演し、「子宮摘出」と発言した時点でかぶせるように「ちょいちょい、やめなさいこら!SFでもそれは、いくらなんでも」 とたしなめていた。
これについて百田氏は11月10日、名古屋市で記者団の取材に応じ 「『ええ言うてるんちゃうで』と3回言い、『これはSFである』と言ったうえで発言したもので私の主張ではない。
このくらいのことをやらないと社会構造変革はできない。今の社会構造、女性進出の構造は変えることはできないという意味で発言した」 と弁明した。
そして
「人間というのは全体を捉えないで、1つの言葉だけを捉えることがある。」
としながらも、
「私の表現のドギツさは否めないものがありました。拒否感や不快感を覚えた女性がいると思うので、その部分に関しては発言を撤回して謝罪いたします。」
と追加し謝罪する意を述べた。
百田尚樹氏の発言は非常に物議を醸すもので、多くの人々に不快感を与えた。 少子化は女性にだけ責任があるというような捉えられ方でもある。
少子化問題は多くの要因が絡み合っており、特定の性別のみに責任を強いるのは不適切だ。 社会構造の変革を議論する際には、より包括的で建設的なアプローチが必要だ。
政党を代表する党首として百田氏が発言を撤回し、謝罪したことは前進だが、政治家としての発言にしてはあまりにも有り得ないと有本氏も閻魔顔だ。
☆参考サイト☆
百田尚樹氏が謝罪&発言撤回「表現が下品」 「子宮摘出」の真意は重ねて説明、キリトリには不快感
日本保守党・百田尚樹代表「30超えたら子宮摘出」発言を撤回し謝罪「表現どぎつかった。SFで私の主張ではない」