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【裏金事件 世耕氏団体の会計責任者だけ検審が初の不起訴不当 世耕氏は不起訴】
東京第5検察審査会は、2024年11月4日までに、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件により、東京地検特捜部が政治資金規正法違反容疑で不起訴とした世耕弘成衆院議員の資金管理団体「紀成会」の会計責任者だった男性について、10月9日付で再捜査を求める「不起訴不当」を議決した。
特捜部が再捜査し改めて処分する。裏金事件で検審が「不起訴不当」判断を示すのはこれが初めてとみられる。
検審は議決で「一般市民の感覚から極めて高額で刑事責任を負うべきだ」とされた。
ちなみに世耕氏本人と事務担当者は「不起訴相当」だった。
特捜部は今年1月、議員を含む計10人を立件する。だが世耕氏や会計責任者だった男性は含まれておらず、2019~22年の「紀成会」の政治資金収支報告書に必要な記載をしなかったとしてバンダナでおなじみ神戸学院大の上脇博之教授が告発していた。
今年5月、男性は起訴猶予、世耕氏と事務担当者は嫌疑不十分でいずれも不起訴となったため、上脇氏が検審に審査を申し立てていた。
萩生田光一衆院議員のほか、関係政治団体の会計責任者2人についても同じく告発されていたが、第5検審は10月9日付で「不起訴相当」と判断されている。
☆参考サイト☆
世耕氏団体の会計責任者、自民裏金で不起訴不当
裏金事件、検審が初の不起訴不当
自民党派閥の裏金事件で初の不起訴不当 世耕弘成衆議院議員団体の会計責任者再捜査 検察審査会へ
裏金事件、検審が初の不起訴不当 世耕氏団体の会計責任者
世耕氏の会計責任者の不起訴は「不当」 検察審査会が議決