【罵詈雑言の中でも河野太郎は再選する?えり・アルフィア街頭演説会本八幡駅前】
- 2024.10.27
- 国内・政治
2024年10月21日夕方6時。比例重複千葉5区は、自民党から出馬のえり・アルフィア氏(36歳)が千葉県市川市の本八幡駅に現れた。それまでは人だかりも特になかったが夕方6時10分前になるとわらわらと周りは菊花紋章をつけた背広姿の男性達が数多く集まってきて物々しい。
えり氏は演説の前に「ありがとうございます」と人の波を縫うようにして駆け回り、駆けつけた支援者や議員1人1人に挨拶して回っていた。千葉県選出の参議院議員や県会議員、市会議員もいる。
自民党所属の豊田俊郎氏(72歳)はマイクを握り、「えり・アルフィアは去年の4月に国政に送って頂いたわけですけれどもあっという間に1年半経ちました。えり・アルフィアにとっては正に“青天の霹靂”という事でありますが若さと美貌、はそれぞれのご判断があるかもしれませんけど、若いエネルギッシュな政治家の中の自慢の1人」とえり氏の見たままを紹介した。
うすい正一氏(49歳)は「自民党に対する当たりは厳しい。これからの市川そして浦安!(といったあとしまった、と自分を殴る)千葉県(市川市国府台)の血清研究所の跡地。ああいったものも分割してこの市川で活かしていく、そういった国づくりもえりさんにお任せ下さい」と箱物行政に特化したまちづくりを強調した上で「卑劣な行為に負けない!頑張って行きましょう」。
卑劣な行為とは?このあと始まる群衆の反旗をあらかた予想しているようにも捉えられる。
この演説会では前デジタル行政改革担当大臣河野太郎氏(61歳)が応援演説をやるということが決まっている。
続いて公明党竹内しんじ氏(60歳)が「今日は私達公明党も駆けつけさせて頂きました。」すると群衆の中から罵声がしっかりと聞き取れた。「カルト公明!」「恥を知れ!」 えり氏にはこの後も、千葉県議会議員の坂下しげき氏(50歳) 同じく県議会議員の田中幸太朗氏(41歳)、鈴木まもる氏(72歳)市川市議 岩井清郎氏(76歳)も足を運んでいた。
これまで選挙活動中、1人の議員立候補者にこれほどの議員が集まることはあまり見られなかった。 そしてえり氏が街宣カーの上から呼びかける。 「本八幡には2年前に来させて頂きここ八幡の皆様、市川の皆様の暖かさに触れ、大変厳しい衆議院補欠選挙にここ市川からおし上げて頂き現職の最年少の女性国会議員として1期1年半無事に務めることができました。まずは心からお礼申し上げます。」と深々と頭を下げ、 「私自身ここ市川の、防災江戸川河川敷の早期整備、護岸の整備、水害リスクの削減、我々市川市民にとっては最も喫緊の課題であると思います。まず市川の最優先として『平事の時に有事に備える』」 と自公連立の従来やっている土木建設に特化したまちづくりを推し進めると強調した。
そして河野太郎氏にマイクが渡る。 「皆様の力でもう一度えり・アルフィアを国政に戻して頂きたい。」 観衆は用意していた旗やプラカードをより高く掲げ、街宣車を取り囲む。警備係にやめなさいと言われて口論になる人も。観衆は、各自用意してきた『人殺し』『(ワクチンの)責任?』『ワクチン死者2,204人』『鎌倉の13歳の男の子ワクチン打って4時間後に死亡』『中共工作員カップル』などとかかれたプラカードを河野氏に向けた。
「これまでの日本の政治は、何を言ったかという事よりも誰が言ったかという事にどうも重きが置かれ、そういう時代が続いてきた。結局若者と女性が割りを食ってしまう。それを何とか私達が変えて行きたい。そう思ってえり・アルフィアをこの地域(千葉5区)からの補欠選挙に擁立をし、そして皆様のお力でえり・アルフィアを国政に送って頂きました。是非この流れをしっかりと続けさせて頂きたいと思います。今自由民主党の中で最も自由民主党らしくない政治家の1人と言ってもいいのかも知れません。こういう人が、自由民主党を変え日本の政治を変える。そういうことなんだろうと思います。」
河野氏は旗を、看板を見て演説に集中できず動揺しているのがはっきりと分かる。
「えりさんの強みの一つは、外交、安全保障だと思います。えりさんは日銀から国連に行き国連で外交を続けてきた。様々な世界の問題を国連の立場から色々と解決しようと努力してきた。今独裁政権がそれぞれの国の中の人選を抑圧しようとしている。そういう国が残念ながら幾つもございます。それに対して一番厳しく指摘をしているのがえり・アルフィアさんであります。」
ここまで言うと河野氏はいきなり 「独裁政権からしてみるとえり・アルフィアという日本の政治家が目障りで仕方がない。だから恐らく今日ここに集まっている人の中にも独裁政権の工作員と思われる人が紛れております。」
これまで真面目に聞いていた老人も目が点になるような事を言い出したのだ。 「様々な形でお金を貰っているのかもしれない。様々な形で独裁政権から便宜を図って貰っているのかもしれない。そして、えり・アルフィアに泥を投げようとしています。」
中国政府が回教(イスラム教)ウイグル人を拷問や性暴力で人口抑圧した事は国際的に問題になっているが、ウイグル人の血を引くえり氏を狙う中国政府が、この演説会に潜んでいるといった国民を、有権者を疑うような発言は今後、河野氏の選挙戦にどう影響するのか。ちなみにプラカード、旗などは殆どが反ワクチンに関する河野氏へのものであった。
流石にまずいと思ったのか 「しかし、そんな事はこの敬虔な市川市の皆様からしてみればよくおわかりのことだと思います。」 と、意味不明の弁明を付け足した。
「日本の選挙に海外からの影響を及ぼしてはならないと思います。」
自分で悪いと思っていることは自分の口から自然に出て自分に突き刺さるというブーメランの法則が出てしまった。
えり氏には2023年4月23日衆議院補選千葉5区で初当選した得票数について、NHKの報道を元に開票中に1人の候補者だけ「1分で6000票が増える」不審な動きがあったかのようなことが起こったのは記憶にも新しい。豊田俊郎氏も演説で言ったように“青天の霹靂”だったのだ。
のち、開票所の一部でえり候補への投票の表記が有効か無効か確認する作業があり、その後に確認された得票分が一気に加算された、とNHKは報じた。名前が“アルフィア”“アルフィヤ”“アルファイア”などというカタカナ表記が複数あった。中には判別出来ないものもあったため、判断を仰ぎその票が認められたためと報じられている。えり候補における疑問票は合計で8000票、全体の1割に達し、あまりにも不自然、おかしいじゃないかという声が上がった。
この事を不服とし、再度票を数え直せと千葉県選挙管理委員会に裁判を起こした有志の人達も出るなどし、これぞえり氏の最後1分で6000票もジャンプした、えりアルフィアジャンプ裁判と言われている。2020年アメリカ大統領選挙の際のジョー・バイデン氏の集計が深夜の1時間で12万票に伸びたバイデンジャンプになぞらえている。
《河野太郎は小池百合子のように何をやっても当選する》
このえり・アルフィアジャンプ事件について陰謀論を唱えている自称事情通がいる。その話によると、河野太郎は、小池百合子のように「何を言っても当選する」という説を出す。眉唾として聞いておくと
「えり・アルフィアのときの、集計マシン」つまり河野氏もあれを使って再選するというのだ。だからえり氏と急接近しているのだという話になってくる。
この人物はかつて公明党における不正選挙について詳しい。かつては婦人部(現女性部)のリーダーが選挙券を取って来て集めるという。
「選挙に行かない人っているじゃない?面倒くさいとか、腰が悪い足が悪いとか言ってるお年寄りとか」
こうしてそのリーダーが集めた券が約500枚。
「しかし集めて来たその後の事はわからない。最近は共産党が厳しく見張ってるからそう大っぴらにはできないけどね。」この人物はそう言った。
「あの、えり・アルフィアジャンプ裁判も、再度集計が認められ、手作業で数えようとした時にそれが無効になったんだ。」
今は集計マシンなどが密かに更にもっと多くの票の不正をするのではないかという新たな疑惑が生まれている。アナログで不正をするよりも遙かに多くの票を獲得すると疑われているこのシステムにもメスが入るときが来るのだろうか。選挙は正しく行われることが重要であり、機械やシステムが機能することが重要ではないのだ。
☆参考サイト☆
河野太郎氏、解散後いきなり街頭演説 1000人の有権者ら集まり人気健在
“えりアルフィアジャンプ裁判(千葉5区補選) 被告は千葉県選挙管理委員会 第一回口頭弁論後 記者会見 2023.07.13.” を YouTube で見る