【次期衆議院東京都第15選挙区はどうなる?金澤ゆい無所属に 須藤元気地道に街宣 自民はZ世代擁立】
2024年10月27日に迎えると言われている衆議院選挙に向けて各政党が立候補を掲げはじめた。そんな中、衆議院東京都第15選挙区にスポットを当てる。
つばさの党根本りょうすけ候補者(30歳)は乙武洋匡ら他候補の選挙妨害で逮捕、未だ拘束中だ。
前回落選した立候補者達が敗者復活戦として、再びリベンジを計るのかが興味しんしんである。
そんな中で、金澤ゆい氏が日本維新の会馬場伸幸代表(59歳)に離党届を提出。金澤氏は同党の「衆議院東京都第15選挙区支部長」の名義で「9月12日をもって離党いたします」とした。
金澤ゆい〈日本維新の会の在り方が変わってしまった〉
「私は社会人時代に、橋下徹大阪市長、松井一郎売大阪府知事を中心とした大阪の改革を一市民として見てまいりました。ご縁をいただき令和2年春より、議院東京都第15選挙区支部長を拝命し、『頑張っている人が報われる社会、誰もが自由に選択できる未来』を目指して日々活動を続けてきました。令和3年の総選挙では44,882票ものご期待を頂き比例次点というあと一歩のところまで迫り、自分の力不足に悔しい思いもいたしました。その後も国民の皆さまの期待に応えたいと思い、試行錯誤をし、活動を続けてまいりましたこの間、私の目指す政治の在り方と日本維新の会の在り方が変わってしまったと感じる様々な出来事があり、また地域の方々からのご指摘も多く頂きました。
私自身を振り返り、改めて進むべき方向を見直したいと思っております。これまで私を育てていただいた日本維新の会の先輩や同僚、党員の皆さまをはじめご支援いただいたすべての方々に心から感謝申し上げます。
世界は激動の時代です。わが国も少子高齢化や安全保障など多くの課題を抱えています。子ども達に豊かな日本を引き継いでいくためにも、私たち大人が立ち上がらなくてはなりません。国民の皆さまの声を政治へ反映する、その原点に立ち返り、皆さまと共に考え、行動し、誇りと活力のある日本を創る存在でありたいと思います。」
という、金澤氏本人の意向だが、度重なる維新の不祥事に関しては言及を留めた。他党公認のうわさは否定した。
時期衆議院東京都第15選挙区は無所属で挑むのだろうか。
〈自民党が送り込むZ世代〉
複数の党関係者が明らかにしたところによると自民党は2024年9月25日、次期衆院選東京15区に、NPO法人「あなたのいばしょ」理事長の大空幸星氏(25歳)を擁立する方針を固めた。被選挙権の下限の25歳で、当選すれば史上最年少の衆院議員となる。
大空氏は愛媛県松山市出身、慶應義塾大学総合政策学部卒。芸能事務所オールラウンド所属。1990年代後半から2010年代前半に生まれた「Z世代」の論客としてメディアなどでも活躍。高校時代にメンタルを壊し、不登校等を乗り越えて現在に至る。孤独な人々を救う事を題材に芸能活動等を行っている。
自民党としては若者の政治参加の推進や自民党の刷新につながる候補としてタレント活動をしている大空氏に期待がかかる。
東京15区では、公職選挙法違反事件で有罪が確定した柿沢未途元法務副大臣(自民を離党)が今年2月に辞職。これに伴い、自民東京都連が9月17日まで候補者の公募を行っていた。
〈落選後も江東区で自転車街宣 須藤元気〉
立憲民主党から無所属になり2024年4月の衆議院東京都第15区補欠選挙では落選した須藤元気氏(46歳)。江東区は地元。江東区に寄り添い自転車で街宣活動を続けている。次期選挙を見据えてなら、存在をアピールできた補選となった。
ランチには地元の飲食店をまわり、地元グルメ画像をSNSでアップと、江東区の経済効果に努めている。
時期衆議院東京都第15選挙区出馬における下準備は万端と言えそうだ。