【国民民主･玉木代表実弟の素行問題が可視化して来た③公文書偽造事件、テキシアジャパン巨額詐欺事件にも関与か】
《アークモーターズ会社設立時のゴタゴタ公文書偽造事件》
キングスコインという仮想通貨取引で、顧客から資金を吸い上げた国民民主党代表玉木雄一郎氏(56歳)の弟、秀樹氏(55歳)。ガラスコーティング会社G-POWERへの資金投資で、またこれも顧客に一向に還元しない。
秀樹氏にはさらに余罪の疑惑があるのだ。
『アークモーターズ』2022年の話だという。今度は豊田美沙子氏と共同ではなくドバイの王族と一緒にOEMで電気自動車(EV)を中国で生産、その為に世界から資金提供者を募るべく立派なパンフレットを作成。実際にこの事業に関わっていたBさんの告発だ。何と危ないのは大物の検事を通じて秀樹氏と知り合ったという。この検事も騙されているのか共犯者なのか。だとしたら司法もだいぶ腐食が激しいようだ。
また、このBさんも、秀樹氏の兄が国民民主党の玉木雄一郎氏ということもあって、信用してしまったのだという。
しかし依頼された仕事を片付けても、お金を一銭も支払ってくれない。秀樹氏に催促するも「お金が無い」との一点張り。
ドバイの中には経済特区「フリーゾーン」があり、そこへ『アークモーターズ』を設立しようとしたらしいがそこに設立するには預貯金が1.5億円必要となる。公的銀行に口座を証明してもらわなければならない。
秀樹氏はみずほ銀行に3億円の資金があるという残高証明を出していた。が、後にこの証明書が偽造と判明。結局特別区に会社を設立する話は流れた。
いずれにしろ『公文書偽造』である。ドバイでは公文書偽造は厳しく処罰され、最高刑は懲役20年。Bさんは秀樹氏を告訴するという。
《テキシアジャパンHD 巨額詐欺事件》
2017年10月銅子正人容疑者(41歳)ら10名が逮捕された460億円の巨額詐欺事件、マルチ商法的なシステムで金を集め、ここでテキシアジャパンは債権を仮想通貨にして返すことを提案。かなりの被害者が仮想通貨(ワールドフレンドシップコイン)WFCに換えている。実際のところ金を吸い上げどこかに飛ばしてしまったわけだが。
仮想通貨に換えた時点で、仮にその仮想通貨が価値がなくなっても自己責任の為、テキシア側の返済義務が無くなるというわけだ。テキシア側と仮想通貨WFCが仕組んだと言っても過言ではない。
無登録で暗号資産WFCという仮想通貨をやっていたのがコンサルティング会社『インバウンドプラス』紙屋道雄容疑者(71歳)。（2021年9月逮捕済み）
このテキシアジャパンが、ドバイでの活動をしてみせるため、玉木雄一郎氏の弟秀樹氏を使っていた。顧客をドバイに招待し、ドバイで活躍している秀樹氏を紹介、やはりここでも彼は玉木雄一郎氏の実弟という自己紹介をしていたのだろう。
玉木秀樹氏が持っていたアークモーターズの株49％をこの顧客に買わせ、それをWFCという無登録である仮想通貨に換え、2次被害、3次被害を生み出していたのである。その背後には広域暴力団、山口組弘道会がいることもわかっている。
さらに、
2024年6月20日に、永田町で財務省の公用車が起こしたひき逃げ死亡事件。
濃畑宣秀容疑者(55歳)は、財務省から委託されて公用車を運転中、国会議事堂そばの横断歩道で歩行者をはねたあと逃走。はねられた団体職員の大野泰弘さん（67歳）は死亡した。
警視庁によると、濃畑容疑者は財務省が委託している運送ドライバーで事故当時は1人で運転していたという。黒いバンが横倒しになり大破した。
濃畑という名字も珍しい。事故後横転した車内から顔を出し「どうなってんだ！この国！」と叫んだという。傍から見たら興奮している精神不安定患者のようにも見えたという。
一方で大野さんの職業については、報道で『団体職員』と報じられたが、実は大野さんはわかりやすくいうと『事件屋』『ブローカー』という、一般の人からすれば得体が知れない仕事をしていた。
バブルの90年代は『加藤紘一元秘書』という肩書を利用し、不動産取引で多忙だったという大野さん。バブル崩壊後は旧住友銀行と数々のトラブルが発生した。銀行の『暴露本』が出版されたとき、大野さんは著者にスキャンダル情報を提供したことで恨みを買った、という経緯のようだった。
1999年9月にはこんな事件もあった。(当時の朝日新聞記事)
〈14日午前零時半ごろ、東京都千代田区神田神保町一丁目の路上で「男二人に暴行を受けた」と自称コンサルタント業大野泰弘さん(43歳)から119番通報があった。大野さんは、ろっ骨が折れるなどのけがをした。大野さんは、13日に発売された大手都市銀行を批判する告発本の著者に情報を提供した一人で、襲った男たちは「分かっているんだろうな。本の件だ」などと話したという。
秀樹氏はこれを引き合いに出し、
「あの被害者は、なんで亡くなったかわかりますか。あなたも身辺に気をつけたほうがいいですよ」
と、フラッシュ記者に殺人をほのめかす脅迫をしたのだ。バックに黒幕が存在するとでも言いたいのだろうか？
秀樹氏は金のトラブルの渦中にいることは間違いない。今も返済出来ていない。
2024年5月頃、秀樹氏に騙され4000万円を渡した被害者が、金を返してくれと秀樹氏に詰め寄り思わず暴力を振るってしまい秀樹氏は病院に搬送される。そして兄雄一郎氏が、この顛末を知ることとなるのだが、弟の秀樹氏と関わり合いが一切ないのならば、自身の弁護士などに弁護をさせたりはしないはずだ。
《玉木雄一郎氏の元秘書出水薫氏が、4日未明、高松市内で寝込んでいた男性からバッグを窃取した容疑で逮捕》
渦中の男、雄一郎氏であるが、ここに来て新たなニュースが入って来た。8月16日に自身のXのポストにて、
「私の事務所の地元秘書を務めていた出水薫氏が、4日未明、高松市内で寝込んでいた男性からバッグを窃取した容疑で逮捕されました。現時点で本人と直接連絡が取れておらず詳細は把握できていませんが、仮に容疑が事実であれば誠に遺憾であります。元秘書がこのような事件を起こしたことに関し多大なるご迷惑、ご心配をおかけし、心からお詫び申し上げます。」
と、出水容疑者の事件を報告し謝罪文を上げたのだ。
玉木氏は、「元秘書」という言葉で、出水容疑者が退職したとしているが、それがいつの時期だったかは明らかにされていないのである。
このように、玉木雄一郎氏の周りでは実弟がらみを中心に問題が起きている。秀樹氏の起こしたことはいつ刑事事件に発展してもおかしくはないし、これにより玉木雄一郎氏が何処まで認知しているかが問われるのは必須だ。
尚、玉木雄一郎代表本人に関しては、獣医師を増やしたくないとし、新設に反対する日本獣医師会から100万円の献金を受け取っていた事が取り騙されている。
2017年7月24日・25日と閉会中審査で加計学園問題についての質問に
この玉木雄一郎氏が立った。
「思いっきり利益の相反する立場の玉木雄一郎氏が質問に立つのはどうか？」
「献金をもらったから獣医師会に忖度するのか？」
という意見が当時はネットで多く叫ばれていたのだ。
参考サイト：
国民民主・玉木代表実弟の投資詐欺疑惑 …
国民民主党・玉木雄一郎代表の実弟秀樹氏の投資詐欺疑惑を報じたところ報酬未払いの告発に公文書偽造疑惑も…被害者から「根っからの詐欺師絶対許さん」と呼ばれる秀樹氏。深層追求。(其の参)
