【つばさの党外山まき朝霞市議、議会から集中砲火「創価学会は集団ストーカー行為を行っている」発言等に「懲罰」】
- 2024.6.19
- 国内・政治
埼玉県朝霞市議会〈『公明党』岡﨑和宏市議長(62歳)〉において、2024年6月14日の本会議で政治団体『つばさの党』外山まき市議(52歳)の発言が不適切だとして取り上げられました。
以前6月10日の会議で、議員や候補者が他人の名誉を毀損(きそん)したり恐怖を与えたりするおそれのある言動を禁じる「市政治倫理条例」案と、議員が逮捕された際に報酬を一時的に支給しない条例案を賛成多数で可決しました。
その際、政治倫理条例案と報酬一時差し止め条例案が可決された際、外山市議が反対討論の中で発言をした事が問題となっています。懲罰動議によると、外山市議は、宗教団体や政党の政策に対し、中でも『創価学会が集団ストーカー行為を行っている』と言う発言が、議案審議に必要では無い、事実無根だ、創価学会の名誉を傷付ける、とし、その他の8つの発言でも事実誤認だとして同月14日、集中砲火を浴びました。
懲罰動議は3名の発議者、たはら亮市議(48歳)、黒川滋市議(54歳)、利根川仁志市議(63歳)、によって成されました。3/4の議員の賛成があれば、最高除名(議員失職)までの処分を出すことが可能となります。朝霞市議会は、24名中12名が自民党系議員、5名が公明党議員です。
14日の本会議で弁明の機会を与えられた外山市議は懲罰動議で指摘された合計9つの発言について「伝聞による不確かな情報や一方的解釈による事実誤認、感情的な名誉毀損に値し、議会の名誉を傷つけるような発言をした事に対しては深く反省し、ご指摘の9つの発言については、発言を取り下げ、撤回して謝罪したいです。」などと発言を撤回・謝罪しました。
外山まき市議
「発言を深く反省します。私と違う視点がある事に気付きました。
外山まき氏は、朝霞市議会議員2期目。創価学会からの嫌がらせを受けている人々の相談に乗っていました。果たして、今回の外山市議による、『創価学会が集団ストーカー行為を行っている』発言は事実無根、名誉毀損に当たるのでしょうか?
創価学会からの被害相談といえば朝木明代東村山市議転落死事件があります。
市議会議員として、創価学会からの嫌がらせによる相談を受けている議員に故朝木明代東村山市議がいました。市役所に創価学会員がいると、創価学会を脱会して逃げても住民票を見て何処までも追って来るという訴えを受け、こうした被害者を救済する活動を始めて、一緒に活動をしていた故矢野穂積市議にも暴漢が襲うという嫌がらせがありました。
1995年9月1日、朝木市議が西武鉄道東村山駅前のロックケープビルから転落死しました。
警察は自殺と断定し、事件性はないとされましたが、朝木市は3期にわたって東村山市議会議員を務めており、彼女の死は多くの議論を引き起こしました。
また、長井秀和西東京市議(54歳)は元創価学会員2世であり、脱会して現在、同じく創価学会脱会者の相談も受けています。自身によると創価学会員時代、勧誘と称して一般人にしつこく付きまとったり、特定の人物を呪うなどという『撲滅唱題会』に参加する等をし、嫌がらせ行為があったことを告白して話題になりました。
嫌がらせは、脱会員に対して行われるものではないということもわかって欲しいと、実際に創価学会嫌がらせ被害者である多鹿さん(仮名)は語っています。実際に創価学会の勧誘を断ったら嫌がらせを受けたといいます。
「学生名簿からかかって来た創価学会の電話勧誘を断ったら集団ストーカー被害に遭いました。近所へのデマ流布。付きまとい、ガスライティングという、不特定多数による心理的誤認操作や心理的虐待、あらゆる嫌がらせが365日何年も続いています。さらに警察の監視対象リストへも不正に登録されて、ほぼ365日パトカーや防犯パトロール等に付きまとわれる被害も受けています。信じ難いですが、上記の証言通りの事が実際に起きています。」
この様な、集団で一般人に対する嫌がらせ行為は、警察に相談しても受付けてくれないどころか、逆に被害が増えると恐れられており、正に現代社会の盲点と言えます。この事実がありながらも被害捜査を拒む警察。相談を受ける議員等も、今回の外山市議のように、議会で多数派によって失職を仄めかされる嫌がらせを受けるケースも浮き彫りにされて来ました。少数派の意見を議事録という公文書から抹殺し、意見を封じ込めようとしている、それこそ多数派による横暴、民主主義の破壊であるといえないでしょうか。
参考サイト:
朝木明代市議転落死事件 -Wikipedia.
朝木明代市議転落死事件とは – わかりやすく解説 Weblio辞書.